HOBBY

2020.07.25

[ゲーム] 侍オープンワールドで対馬を駆け巡る「ゴーストオブツシマ」

待ちに待った日本を舞台にしたオープンワールドゲー「ゴーストオブツシマ」は鎌倉時代の元寇を元にしたお侍ゲームです。史実を元にした、というより史実からインスピレーションを受けた完全フィクションのようで、舞台の対馬の風景も芸術的な美しい描写がされてます。

ちなみに制作はアメリカのメーカーSucker Punch(inFAMOUSとか)です。海外でありがちな変な日本じゃなくてちゃんとした日本です。なぜこれを日本のメーカーが作れない!!

「誉は浜で死にました」という物語

正々堂々と戦おうとする侍に対して、集団戦や火薬武器(てつはう)で対馬を蹂躙していく蒙古軍。誉れ高き侍を捨ててでも、民のため、復讐のため、徐々に冥人(くろうど)になっていく侍・境井仁の物語です。

敢えていいます。味方のほとんどが嫌な・・・いや、癖の強いのばっかり。誉れ誉れうっさいおじさん、肝心なときにサボったくせに偉そうな老害先生、命令口調で感情的に動いて話ややこしくするヒステリー女武芸者。
誉じゃ民は救えんでしょ〜が!!ってお話。

※誉とは名誉のこと。お侍さんは何より名誉を重んじてて、その為に死んでも本望!って生き方でした。少なくともゴーストオブツシマの世界では。

マップも広くて、ボリュームもそこそこ

対馬全土が舞台で、マップも結構広く、草原や山などの自然が大半ですが、高低差もあるし風景も四季を表しているかのような多様性もあるので、密度がないといった印象は少ないです。

ステルスでもゴリ押しでも!難易度は高くない

隻狼のようなプレイヤースキルが要求されるようなものではないです。アサシンクリードに近い感じで、ステルスあり、ゴリ押しあり、パルクールあり。
むしろアサシンクリード・ツシマ

ステルスに関しては、AIがバカなのとステルスアクションがあまりないので、人によっては物足りなさはあるかも。ゆるゲーマーのぼくにはちょうどいい難易度です。

風のナビゲートがなにげにわかりやすい

最近のゲームでは、目的地マーカーが表示されてわかりやすくなっていますが、ゴーストオブツシマでは「風」がナビゲートしてくれます。タッチパネルでいつでも表示される風がナビゲートしてくれるのは方角のみ。だけどわかりやすいし、適度に不便なのが世界観を崩さず、冒険してる感が出ていい!

読み込みが早い!ファストトラベルも一瞬!

そしてなによりすごいのが、ローディングが早すぎて快適なこと!オープンワールドにありがちなファストトラベルのたびに結構な時間待つってことがありません!本当にこれは驚きました。

まとめ

一面の彼岸花畑やイチョウが舞い散るお寺、真っ青な空に映える雪山。対馬の風景も本当に美しい。収集物も多くやりこみがいもあります。
海外メーカーが作る「日本」ということで、雰囲気ゲーの疑いもありましたが、いやいや全然面白い!!ストーリーも重厚で本格派。いろんなオープンワールドゲーの美味しいとこをうまく詰め合わせて和風に仕上げた感じ。最高に楽しめるゲームです。